こんにちは!盟生総件株式会社の堀井です!
「税理士として独立開業したい。」
そう思っている税理士の方もいるでしょう。
しかし、「独立開業して失敗するのが怖い」、「顧問先を獲得する営業力が自分にできるのだろうか」と、
最後の一歩を踏み出せない人も多いのではないのでしょうか。
そんな方々のために、独立開業を成功に導く営業・集客方法を一挙ご紹介します。
税理士・税理士事務所の集客の準備とは?
具体的な集客方法を定めるためには、まず何を“売り”にするのか、どんな顧客を集めるのか、を明確にする必要があります。
自らの強み・弱みを理解する
例えば、独立前に働いていた事務所で相続の経験を積んだという人なら、それを看板に仕事をすることができるでしょう。逆に、ニーズがあるからといって、まったく未経験の分野をメインに据えたりすれば、お客さまの信託に十分応えられず、信頼を失うかもしれません。
強み・弱みは、税法の分野に限りません。「コミュニケーションが得意」「会社の経営に詳しい」といったことも、十分強みになりえます。まずは、今の自分を客観的に評価して自分自身の得意分野を築いていきましょう。
地域を決める
顧問先に税務調査が入ったら、飛んでいかなくてはなりません。担当する地域が広ければ広いほど、多くの顧客を獲得できる可能性は高くなりますが、同時にコストも膨らんでいきます。そういったこともあるので、エリアを見極めていく必要があります。
地域のライバルを調査する
どんなに強い分野があっても、近くにそれと被る有力な税理士事務所があると、集客を取得するのが難しい可能性が高いでしょう。大まかな対象地域を決めたら、そこにある事務所の業務内容、強みを把握して、場合によっては少しエリアをずらすといった工夫も必要になるでしょう。
顧問先候補にどのような自分をアプローチをしていくのかを考える
集客のやり方には、次に述べるようにいろいろあります。税理士紹介会社に登録するという、他の業種にはあまりない方法もあります。やはり事務所の特徴、地域特性などを考慮しながら、アプローチの仕方を考えていきましょう。
税理士が営業・集客する上でのポイント
集客にはいくつもの方法がありますが、これらを手当たり次第に実践していては時間も資金も浪費してしまいます。
集客の際には以下のようなポイントに注意し、効果的な営業活動を行いましょう。
顧客の課題や要望を掴んで的確な提案
税理士業界に限らず、営業や集客活動は顧客側のニーズを適切に捉え、その解決策を提示することに本質があります。
顧客ごとにさまざまな課題を抱えているため、まずは事業内容や経営状況をヒアリングし、理解や共感を示す中で、顧客の潜在的なニーズを察知することが重要です。そこから自社はどのような解決ができるのかを伝えていくことが大切です。
他社との差別化
全国には数多くの税理士事務所が存在するため、新規顧客を獲得するには同業他社と差別化し、「顧客から選ばれる事務所」となる必要があります。
しかし、他の税理士事務所と差別化できるような強みをイメージすることは容易ではありません。
そのような場合には、「エリア」や「ターゲット層」、「自社のサービス内容」などに基づき、税理士市場を細分化することをお勧めします。より細分化した市場に属する潜在顧客への営業・集客活動を行いましょう。
営業活動がうまくいかないときは?
営業活動は実践してから効果が表れるまでに時間がかかるケースが多く、不安を覚えることも少なくありません。
営業がうまくいかないと感じたときは、以下のような選択肢も検討するとよいでしょう。
営業代行業者の利用
営業活動を外部へ委託することで、営業マンにテレアポから契約締結まで代行してもらうことも可能です。なお営業代行の場合、月額料金や成功報酬など、料金体系は業者ごとに異なります。
ただし代行業者に依頼する場合だと、自社に営業ノウハウが蓄積しない点に注意が必要です。
税理士や他の士業との交流
SNSなどを通じて情報収集をすることで、他の開業税理士の実体験を参考にできます。場合によっては、税理士事務所の代表者へメッセージを送り、直接アドバイスを受けることも可能です。積極的に行動してみましょう。
また司法書士や社会保険労務士など、他士業との協業体制を構築することも有効です。
経営相談をする
税理士としての知識は豊富でも、経営や営業に関するノウハウを持ち合わせているとは限りません。
特に開業当初で自社の方向性が定まっておらず、資金面でもあまり余裕がないケースでは、商工会や商工会議所に設けられている無料の経営相談窓口を活用し、経営に関するアドバイスをもらうことも有用です。
自社の営業力を高めて、事務所の未来を切り拓いていく
開業税理士として顧客を拡大するためには、営業活動が必要不可欠です。
今回解説した集客の方法を手当たり次第に実践するのではなく、しっかりとターゲットを絞って効果的な営業活動を行うことが重要となります。
事務所の明るい未来のために、まずは集客ノウハウを身につけましょう。
税理士の効率的な集客方法一覧
ホームページを作成する
お客さまが税理士を探す場合、有力なツールになるのがホームページです。お客さまは、その内容に魅力を感じれば問い合わせをしたくなりますす。ポイントは、業務内容や得意分野のアピールだけでなく、コラムなどで経営に役立つノウハウ、税に関する情報、あるいは自分の「人間性」などを発信して、事務所に興味を持ってもらうことが大切です。また、こまめな更新も欠かせません。
作成に当たっては、「無料のホームページ作成サービスを活用する」、「制作業者に依頼する」、という2つの方法があります。
検索エンジンの活用
ホームページは「待ちの営業」です。開いてもらわなければ、どんなに素晴らしいコンテンツでも生かすことはできません。
その点、検索したときに上位に表示させるSEO対策は重要です。これも、キーワードや文字数を工夫するといったテクニックを駆使するほかに、専門の業者に依頼するという方法があります。
ランディングページを作る
ホームページに似たWeb上のツールに、ランディングページがあります。縦長1枚に「伝えたいこと」を収めたもので、基本的に他のページへのリンクがありません。そのため、検索結果や次のリスティング広告などから流入した訪問者を、ダイレクトに問い合わせなどのアクションに結びつけることができたりします。
ポスティングチラシでアピールする
対象とする地域で顧客になってくれそうな企業、個人のポストにチラシを投函するというアナログな手法も、自らの存在を知ってもらうのには有効です。同じエリアに繰り返し投函することで、認知度も上がります。
SNSやブログを活用する
SNSのメリットは、とにかく「拡散力」が高いことです。FacebookやTwitter、あるいはブログなどでアピールするのも、うまく利用すれば集客効果を生みます。
また、YouTubeを使って、関連情報を発信しながら集客につなげていく、ということも考えられます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
SNSやWEBがもはや主流になっている今現在。
税理士市場での集客を見込むにあたって、お悩みが出た場合はご相談いただけると幸いです!
弊社、盟生総研では、今まで500社以上の依頼、相談を受けてきました。
無料相談もしているので、気になったら連絡くださいね♪
自ら営業で苦労した経験は、今後のお客さまのアドバイスに生かせるかもしれません。
顧問先の集客・開拓に失敗しないように、効率的な方法を探ってみてください。