こんにちは、葛西です。
これまでメルマガに関する記事をいくつか書いてきましたが、今回の記事では
「開封率を上げるコツ」
ということでお話ししていきたいと思います。
メルマガを送っても、そもそも開封してもらえないとメルマガを送る意味がありません。
メルマガを書くのは非常に労力がかかることになってくるわけですが、それが徒労に終わってしまうんですね。
開封率を上げるコツというものがいくつかあるので、そちらを参考にぜひメルマガを書いてみてください。
開封率を上げるコツ1:タイトルを魅力的なものにする
まず開封率を上げるには
「メルマガの題名」
が非常に重要になってきます。
そもそも題名が「読みたい!」と思えるようなメールでないと読者に読んでもらえないので、開封率もどうしても下がってきてしまいます。
例えば、
『メルマガの上手な書き方』
『メルマガが劇的に読まれるようになる簡単な方法』
という2つのタイトルのメールがあったとして、多くの人に開封してもらえる確率が高いのは後者です。
前者のようなタイトルにしてしまうと、ボヤっとし過ぎていて「このメールを読んだら何を得られるか」ということが見えてこない。
後者の物であれば、「このメールはメルマガが読まれるようになるコツを教えてくれるんだな」としっかり読者に伝わるので、読まれる可能性が上がりますよね。
また、「予想外さ」が感じられたり、「意味深」な題名にすることで読んでもらうという方法もあります。
『ちょっと気がかりなことが・・・』
と言ったような題名で送ると、「え?何かあったのかな?」というような好奇心を読者に与えることが出来て、読んでもらえることが増えると予想できます。
この辺りに関しては、”コピーライティング”が絡んでくるので話し出すときりがなくなるのですが、
〇このメールを読むと読者はどんなメリットが得られるのか?
〇惹きつけられるような単語を使う
ということを意識して題名を考えると、開封率も上げることができます。
開封率を上げるコツ2:本文の単語の使い方
メルマガは「迷惑メールフォルダ」に送られてしまうことがあり、そうなってしまうと開封率も下がってきてしまいます。
出来る限り迷惑メールフォルダに送られない施策をすることで、開封率を上げることができます。
迷惑メールフォルダになるべく送られないようにするには、
「本文でどのような単語を使っているか」
ということが実は大きく関係してくるんです。
例えばオファーメールを流すときなどに、どうしても「過激な単語」を使ってしまいがちです。
しかしそういう単語を多く使うと、迷惑メールだと判断されて迷惑メールフォルダに送られてしまう危険が増えてしまうんです。
・暴力的な言葉
・性的な言葉
などを使うと、読者の印象に強く残せる文章を書くことが出来るのですが、同時に迷惑メールと判断されてしまう危険もあるんですね。
なのでそういった単語はメルマガではなるべく使わずに、遠回しに表現をするということを意識すると良いですね。
ランディングページでそのような単語を使う分には基本的に問題はありません。
あとはちょっとしたテクニックなのですが、例えば”過激”という単語を使うとして、
「過 激」
という風に、単語の間に半角スペースを入れ込むことでその単語だと認識されないようにする、ということもできます。
もしどうしても使いたい単語があるという場合は、そのようにすると迷惑メールと判断されにくくなります。
「本文で使う単語によって迷惑メールと判断されてしまう危険がある」
ということですね。
感情を前面に出しながらメールを書くということも読者の心を動かすために必要なことなのですが、使う単語があまりに過激すぎるとそのような危険が出てきてしまうので、ぜひ注意したいポイントですね。
開封率を上げるコツ3:サーバー、スタンドをしっかり選ぶ
使うサーバーやスタンドによって、メールの到達率が大きく異なってきて、開封率にも影響が大きく出てきます。
レンタルサーバーを使う場合、あまりに質の悪いサーバーを使っていると到達率も極端に低くなってしまいます。
レンタルサーバーは同じIPを共有してメールを送るので、そのレンタルサーバーをスパム業者が使っているとそれと同類と思われ、到達率が非常に低くなってしまうんです。
なのでメルマガの到達率を上げ開封率も上げるには、「相応に質の良いレンタルサーバー、メルマガスタンド」を使うのが良いですね。
オススメのサーバーやスタンドについてはこの記事でご紹介しているので、ぜひそちらを参考にしてみてください。
⇒ メルマガの導入方法について。誰でも簡単に導入できるほどシンプルです!
開封率を上げるコツ4:読者をふるいにかける
メルマガを運営していると、どうしても「読者数」に目が行きがちです。
「読者数10000人!!」
という風に聞いたりすると、「すごいなあ」みたいにやっぱり感じますよね。
ただメルマガというのは、読者数が多いのが必ずしも良いというわけではないんです。
メルマガ読者数が多いとまず、
「質の悪い読者」
が紛れ込んでしまうんですね。
メールが届いても興味も示さずに、メールを開こうともしない読者が出てきます。
読者数が多いメルマガというのは、実は開封率は非常に低いというケースが多いんです。
大抵の場合業者からリストを買っていたり、広告を出すことでリストを集めている場合が多いのですが、それだと「なんとなく登録してみた」という読者が多くなってしまうんです。
そういう”浅い読者”が増えると、開封率も下がってしまいますね。
また単純にアンチ的に変なメールをこちらに送ってくるような読者も出てきます。そうなると心理的にかなり負担になってくるんですよね。
メルマガを出すこと自体が億劫になっていってしまいます。
さらに読者数が多いと、
「メルマガを送る時間」
が非常に長くなってしまうんです。
1通のメールが送り終わるまでに数時間かかる、というケースも出てきてしまうんですね。
何かのオファーを流す際にそのタイムラグはかなり面倒なことになってきます。
読者数が多いというのは、正直な話そこまでメリットってないんですよね。
「私はこれくらいリストを持っています!!」
みたいに名刺代わりにはなりますけど。
開封率を上げるためにオススメなのは、
「定期的に読者をふるいにかける」
ということです。あえて濃い読者のみを残してリスト数を減らしてしまうんですね。
そうすることであなたのファンだけが読者として残るので、メールを送る際の心理的摩擦が少なくなるし、ファンがほとんどになるので開封率も上がります。
開封率が上がれば、メールの到達率も上がりますよね。送信時間も少なくなるので、リアルタイムで全員にメールを行き届かせることもできるようになります。
読者数を減らすのに抵抗は強いと思うのですが、メールを読まない読者がいなくなるだけなので実はデメリットはほぼないんですよね。見た目の数が減るだけです。
読者をふるいにかけるのに簡単な方法は、
「メルマガを新しくしたのでこちらに登録してください!」
という風に別のメルマガに誘導するという方法ですね。
メルマガスタンドには”シナリオ”という機能があり、別のシナリオを用意してそちらに既存のシナリオの読者を誘導してしまうんです。そうすることで濃い読者のみがいるシナリオを作ることができます。
またその方法なら既存のシナリオのリストの数も減ることも無いので、デメリットがありません。
今はスタンドによっては「クリックのみでシナリオに登録される」という機能もあるので、簡単に読者をふるいにかけることができるようにもなってきました。
数に惑わされるのではなくて、リストは質を追求していきたいですね。
リストが多ければいいというわけではありません。
まとめ
最後にもう一度、メルマガの開封率を上げるためのコツをまとめますね。
・メールの題名に気を付ける
・過激な単語を使わないようにする
・使うサーバー、スタンドをよく選別する
・読者を定期的にふるいにかける
これら4つのことを意識することでメルマガの開封率を上げることができます。
これらを意識しつつ、あなたが提供できる価値を読者に提供していくことによって読まれるメルマガを作り上げることが出来、ビジネスも何倍にも加速していきますね。
それでは、また。