学習塾業界に、集客に悩んでいる方が多いのではないでしょうか。少子高齢化で生徒の総数が減り続けている中、それでも競合に勝てるマーケティング・広告戦略が必要です。
そして、「個人塾を始めたけれど、集客が上手くいかない」、「個人塾の経営を安定させるために広告運用をしてみたい」とお悩みのかたもいるのではないのでしょうか。
コスパの良い集客方法を知って、是非、個人塾の売上を安定させられるようにしていきましょう。
個人塾で集客する上で大切なこと
個人塾のコンセプトをわかりやすく生徒・保護者に伝える
個人塾の強みは大手学習塾よりも、塾のコンセプトがハッキリしていますよね。
あなたの個人塾が持つコンセプトを集客時に生徒や保護者に伝えられるようにしていきましょう。
塾のコンセプトが伝わり、生徒や保護者の方に、「これこそが私の通いたかった塾」、「子供に通わせたい塾はここだ!」と思ってもらえると、成約に結びつきやすいです。
チラシやホームページ運用などの広告に頼る前に、塾のコンセプトやターゲットとする生徒や保護者の絞り込みをしておきましょう。
お問い合わせを増やす
集客や広告運用をする際には目標設定を行いますが、その際の目標はお問い合わせの数にします。もちろんお問い合わせだけでは、塾の売上にはつながりません。
直接的な売り上げに繋がる新規契約件数を集客目標にしてしまう気持ちはよくわかります。しかし、広告の効果と直接結びつくのはお問い合わせの件数なのです。
広告効果の測定や集客の成果を確かめるためにも、目標設定はお問い合わせ件数で設定をしておくのがおすすめです。
費用対効果を意識する
集客のために広告運用する際には、費用対効果を意識しておきましょう。
費用対効果を意識しておく理由として、
- 広告費を出し渋り、成果が全く出ない
- 広告費にお金を使ったものの、思うような成果が得られない
このような問題が出ないようにしましょう。
確実に支払った広告費を回収するためにも、広告運用前にターゲットを設定して、ターゲットに届く集客方法を選ぶのが重要です。
問い合わせが来ない…その原因と対策は?
集客で悩んでいる塾の多くが、体験入学や見学以前に「お客様からの連絡が来ない」ということでしょう。
その理由としては、以下のような要因が考えられます。
- エリア集客ができていない
- ターゲットが絞り込めていない
- アナログな集客方法に頼りきっている
どんなに充実した学習内容・指導方針を展開していても、ターゲットとしている生徒や親御さんに伝わらなければもったいないです。地域密着型の個人経営の塾や中小規模の学習塾の場合、大手のような大々的な広告展開は難しいです。
限られた予算の中で、高い費用対効果を見込める生徒募集の戦略が必要になります。
また、競合する塾も数多く存在する中で、あなたの塾に体験に行きたい・見学に行きたいと思わせる、差別化ポイントを伝える魅力的なコンテンツを用意することが、問い合わせに繋がっていきます。
学習塾の集客は「エリア集客」が鍵となります
商圏が狭く、地域に向けた集客が肝となる学習塾において、特定のエリアに注力した集客は必要不可欠です。
実際に、「入塾を決めたきっかけ」に関するアンケートでは、学習内容・実績に並び、「通いやすさ」を重視していることが分かっています。
塾が位置する地域に存在するターゲット層や生徒さんに、しっかりと存在をアピールできる対策を練りましょう。チラシなどオフラインの集客の場合は投函するエリアを小・中学校の周辺に厳選するなどの工夫が必要です。
Web集客の場合は塾が位置する地域名をキーワードとした、SEO対策やMEO対策が効果的です。
ターゲットを絞り込む
より多くの生徒を集客しようとするあまり、自分の塾の情報を「誰に」届けたいのか忘れ去られていたりしませんか?「学習塾を探している人」といっても、その中で様々なニーズに分類することができます。
- 中学(中高一貫校)合格を目標とした、小学校高学年の親
- 学校の勉強の補修・サポートを求めている小学生の親
- ハイレベルな高校合格を目標とした、中学生の親
- 英語教育に興味のある中学生の親
どのユーザーを狙うかによって、発信するべき情報は大幅に変わってくるはずですが、ニーズの違う全員に共感をしてもらおうと、中途半端に情報を盛り込むことで、結果的に誰にも刺さらない情報になってしまいます。
設定したターゲットが求めているものを徹底的に追求し提供することで、ある年齢・ある分野においてはこの塾が一番!という状態を作り出すことが大切です。
エリアの競合性が激しい学習塾には、バリュープロポジションをいかして集客戦略をつくることで、他教室との差別化が可能になり生徒に選んでもらうことができるようになります。
学習塾のWeb集客方法
学習塾が力を入れるべきWeb集客とは?
昨今では学習塾が取り組めるWeb集客の方法は多岐に渡ります。最も基本となるホームページの他にもgoogleマップやリスティング広告、snsやポータルサイトなど様々な方法の中から自塾と相性の良いものを選ぶ必要があります。
Web集客の利点は、幅広い顧客層にアプローチできることです。しっかり成果につながるマーケティング戦略ができれば費用対効果も非常に高くなります。またターゲットが検索しそうなキーワードの検索結果で上位に表示されるように、SEO対策をすることで、自分の塾を知ってもらう機会を増やすことができます。
ホームページの制作
公式ホームページの制作は、まず基本中の基本。集客という観点に限らずとも、ホームページを用意しないことは昨今ではほぼありえません。
ホームぺージでは塾の立地や授業料・スケジュールといった情報はもちろん、塾の強みやアピールしたい特徴を掲載し、どういった塾なのかを詳しく紹介するのは当然です。塾の名前で検索してホームページを見ている場合、そのユーザーはかなり入塾への温度感が高いため、詳しい情報や特徴を掲載し、最後のひと押しをする役割があります。
また指名検索(塾の名前での検索)以外にも、地域名+塾といったキーワードでも上位に表示されるようなSEO対策は必須でしょう。
さらにホームページに集客の役割を持たせるのであれば、ブログなどの更新コンテンツを制作することで、様々な関連キーワードでホームページに流入させることもできます。
MEO対策から近隣に住むユーザーを集客
「地域名+塾」などのキーワードで検索された場合に、検索結果画面にはGoogleマップも表示されます。SEO対策と似たようなもので、Googleマップで上位表示されるための対策がMEOと呼ばれるものです。
そもそもGoogleマップに表示させるためには、Googleマイビジネスに情報の登録が必要となります。これは無料になります。
まずは住所・営業時間・電話番号・ホームページへのリンク・建物の外観や内観写真など、基本的な情報を充実させておきましょう。
Googleマップに表示されることで、所在地なども直感的にわかりやすくなり、ユーザーの目に留まる機会を増やすことができます。
リスティング広告
リスティング広告とは検索キーワードに応じてお金を払うことで、検索結果の上位に表示できる広告です。
キーワードごとの入札単価や広告自体の品質や整合性によって単価が決定します。通常、サイト公開してから検索結果に上位表示させるまでは一定の期間が必要となりますが、リスティング広告を活用することで、短期間でユーザーの目に留まる可能性を高められます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
個人塾は生徒と親御さんと近い距離感でいれる良さもありますよね。
WEB集客に関しては、必ずと言っていいほどやっていた方がいいです。
自店をどのようにしていけばわからないという方は、ご相談いただければと思います。
弊社、盟生総研では、今まで500社以上の依頼、相談を受けてきました。
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