エステサロンの集客を成功させるには?~集客に重要なポイントを徹底解説~

エステ 女性

こんにちは。盟生総研株式会社の赤澤です。

今回はエステサロンの集客方法について記事を綴っていきます。

 

最近、エステティシャンとして独立したり、エステティシャンとして開業して店舗を構える方などが多くなってきています。世の中の変化と共に健康のニーズが高まってきたことから、エステに通う方も多くなってきているので、とても需要のあるビジネスだと考えられます。

 

しかし、店舗のサービスを充実させて、施術のスキルも十分につけたという自信があっても、「集客が上手くいかない…」「思ったよりお客様が集まらない…」と集客の部分で悩んでいるエステサロンのオーナーも多いのではないでしょうか。

実際のところ、他のビジネスに比べるとエステサロンは開業しやすいビジネスと言われております。しかし、開業して3年続くサロンは1割以下と言われており、3年続かなかったエステサロンの悩みは、ほとんどが集客の部分です。

 

「そんなこと言われても集客のために何をすればいいのか分からない!」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。不安に思われるかもしれませんが、少しずつでも戦略的に、目的を持って集客の施策を取っていけば、あなたのエステサロンにお客様が来ていただける仕組みを作ることが可能です。

 

今回は、エステサロンの集客が上手くいかない原因や、集客の施策のポイントについてお伝えします。

「エステサロンを開業したけど、思うように集客できない…」という方の一助となれば幸いです。

 

目次

エステサロンの集客が上手くいかない原因

では、まずエステサロンの集客ができない原因についてお伝えしていきます。エステサロンは開業しやすいビジネスですが、なぜ開業して3年続くサロンは1割以下なのでしょうか?考えられる原因としては3つあります。

 

チラシなどのオフラインの集客方法に頼っている

集客の施策をとっていく際に、チラシなどオフラインの集客方法に頼りすぎている場合があります。

現代ではスマートフォンなどデジタルデバイスの普及が進んでおり、エステサロンに行こうと考えた際、インターネットで調べる人たちの方が多いと考えられます。特に若い世代の人たちはほとんどがインターネットで調べて、来店する方がほとんどでしょう。

このようにオンラインな方法で調べるユーザーが多い中、オフラインの集客方法だけでは、あなたのエステサロンが認知されないことが考えられます。

チラシなどオフラインの集客方法が間違っているわけではありません。もちろんチラシであなたのエステサロンを知って来店してくださるお客様もいらっしゃるでしょうし、少し年配の方達でスマートフォンなどに慣れていない方はチラシの方が見やすいかもしれません。しかし、時代の流れによってユーザーの行動が変わっている今、オフラインの集客方法だけでは効果が薄いかもしれません。

 

スキルや実績だけを前面に押し出しすぎている

ホームページの活用やSNSの活用などでオンラインの集客方法を実施していても、あなたのスキルや実績など、いわゆるあなたというエステティシャンの「すごいところ」前面に押し出しすぎている場合があります。もちろんホームページなどのメディアにあなたのスキルや実績を掲載するのは良い事なのですが、これらだけを押し出しすぎてしまうのは集客ができない原因となります。

やはりお客様が一番気になるのは「このエステサロンでサービスを受けることによってどのようないい結果が得られるのか」ということです。スキルや実績もあなたのエステティシャンとしての信頼性を高めるために必要な事項ではありますが、「どのようなサービスで、どのような値段で、サービス後はどのようないい結果が得られるのか」ということが明確にイメージできないと、あなたのエステサロンには来店する可能性は低いでしょう。

 

いたって普通のエステサロンにしか見えない

こちらは一番大きな原因かもしれませんが、あなたのエステサロンがお客様から「普通の」エステサロンにしか見えていない可能性があります。「ん?別に普通なら良いのでは?」と感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、お客様は普通のエステサロンにしか見えていないので、他店との違いがよく分からない状態になっています。他店との違いがよく分からなければ、特別あなたのエステサロンに行くべき理由が見つからないですよね。

やはりお客様は、あなたのエステサロンのHPやSNSを見て、「この施術ならば私のこんな悩みが解決できそう」「こんな人にオススメなら私は当てはまるかも」といった何か気になる点がないと、あなたのエステサロンに興味を持っていただけないでしょう。

 

エステサロンの集客を成功させるための重要ポイント3選

エステサロン 店舗

エステサロンの集客が上手くいかない原因についてお伝え致しましたが、「よし!原因が分かったから早速集客頑張るぞ!」とスムーズにはいきません。集客施策をとっていく前に、しっかり事前準備を整えることが必要です。ここでいう事前準備というのは、あなたが集客していく上で、「方向性などが定まっているか」ということです。

 

ターゲットの明確化

あなたのエステサロンはターゲットを明確にしていますでしょうか?「どんな方でもOKです」と間口を広げるよりも、ターゲットを明確にして、そのターゲットにアプローチする方がお客様は来やすくなります。

ターゲットの明確化に重要となるのは、ペルソナです。ペルソナとは、実在するかのように詳細に設定した架空の顧客像のことです。ペルソナを設定してターゲットを明確にすると、どのようにアプローチすれば良いか考えやすくなります。以下がペルソナの例です。


(例)

35歳の既婚女性

東京都八王子市在住

4人家族

中学生の娘と小学生の息子がいる

専業主婦

最近お肌のシミが多くなってきていることに悩んでいる


 

ポジショニングをとる

エステサロンは本当に競合が多い業界です。そんな中あなたのエステサロンが生き残っていくためには、あなたのエステサロンの強みや違いを明らかにし、あなたのエステサロンの立ち位置を明確にしておく必要があります。これをポジショニングと言います。

 

できるだけたくさんのお客様を集客しようとするがあまり、「どんな施術でも承ります」のようなアプローチをする方がいらっしゃいますが、マーケティングの世界では「『なんでもできる』は『何もできない』と同義」と言われています。お客様の心には全く響かず、あなたのエステサロンを選ぶ理由が特に無くなってしまうのです

だからこそ、あなたのサービスの強みや違いを明らかにしてターゲットを絞ることで、ポジショニングをとることができ、競合他社との差別化が図れるようになります。

 

ポジショニングについてはこちらの記事で詳しくお伝えしていますので、ぜひチェックしてみてください。

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リピートしたくなる仕組みづくり

新規客を増やすための施策も重要ですが、一度来ていただいたお客様がリピートしたくなるような仕組みを作ることも大切です。特にエステサロンの集客においては、このリピート客の獲得はとても重要になる物でしょう。

 

リピート客を獲得することで、新規顧客獲得より効率的に売り上げの向上が可能です。マーケティングには「1:5の法則」というものがあり、「新規顧客を獲得するには、リピート客獲得の5倍のコストをかける必要がある」と言われています。つまり、新規顧客の獲得はかなり労力が必要となり、同時にコストが多くかかってしまうのです。しかしリピート客を増やすことができれば、新規顧客獲得よりコストを抑えて、売り上げを伸ばすことができます。

 

おすすめのWeb集客方法

では、事前準備をしっかりとした後は、実際に集客の施策をしていきましょう。今回はWeb集客方法をメインにお伝えしていきます。本日からでもできる方法なので、活用なさってみてください。

 

ホームページ、ブログなどを充実させる

まずは、あなたのエステサロンの詳細や施術メニュー、場所、料金などが分かるホームページを作成しましょう。ホームページはあなたのエステサロンのWeb上での入口になります。ホームページにてあなたのエステサロンを知っていただいたり、信頼をしていただかないと来店には繋がりませんので、お客様が興味を持つようなホームページ作成をしましょう。

 

また、ブログにて情報や役に立つことなどを発信することも重要です。エステサロンの雰囲気やお客様の声を掲載するのも良いですし、あなたの得意な分野で見ている人の役に立つような情報を発信することも効果的です。特に役に立つような情報を発信することは、SEO対策にも繋がりますのでどんどん発信すると良いでしょう。

 

ホームページにして、ブログにしても、「あなたがどんなエステティシャンか」「どんなエステを提供しているのか」ということが理解できる貴重なメディアです。しっかり運用・活用してみましょう。

 

Googleマイビジネス

エステサロンを探す際、「エステ エリア名」でGoogle検索するユーザーが多い傾向があります。その際にGoogleマイビジネスを登録しておくと、検索結果の上部にマップが表示され、検索したエリアにあるあなたのエステサロンが表示されるようになります。

 

Googleマイビジネスはかなり活用ができるもので、営業時間や場所などの基本情報はもちろん、キャンペーンなどお客様にお伝えしたい最新情報をアピールすることが可能です。店舗を構えている方にとっては、かなり活用できるものなので、ぜひチェックしてみてください。

 

Web広告を活用

あなたのエステサロンの認知を広げる方法として有効的なのが、Web広告を活用することです。

Web広告の優れている面として、年齢や性別、住んでいる地域、家族構成、キーワードなどでターゲットを絞って広告を出すことが可能です。詳細にターゲットを絞ることが可能なので、あなたがターゲットとしている顧客層に効果的にアプローチできます。興味のあるお客様にだけアプローチできるので、費用対効果が高いことが考えられます。

 

また、かける金額は広告を出す際に決めることができるので、低予算で始めることも可能です。まずは試しに少額から始めてみて、効果が感じられたら多く金額をかけてみるということも可能なのでぜひ活用なさってみてください。

 

Web広告に関してはこちらの記事で詳しく書いておりますので、ぜひチェックなさってみてください。

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SNSの活用

SNSは不特定多数の人に届きやすいため、興味を持っていただければ新規顧客の増加に繋がることもあります。しかし、興味を持っていただけて、お問い合わせにも繋がるような効果的な投稿をする必要がありますので、意識し投稿してみましょう。また、SNSの種類によって、どのような発信が効果的か、どの年齢層の利用が多いか、など特徴が全く違うので、あなたのエステサロンにあったSNS施策をとっていきましょう。

 

また、エステサロンをビジネスとして行っていく上で、公式LINEは必ず活用すべきです。公式LINEは再来店の促進にかなり効果的なSNSで、お客様に友達登録してもらうと、直接コミュニケーションを取ることが可能になります。

また、お客様に、お得な情報やクーポンを発信したり、予約を受け付けたりすることも可能なので、お客様にとってもメリットのある物になります。小まめに情報を発信することは、お客様に身近に感じていただく上で必要です。公式LINEも活用なさってみてください。

 

開業した後が重要!

いかがでしたでしょうか?ターゲットを明確にし、目的を持って集客施策を実行すれば、あなたのエステサロンも効果的に集客できるでしょう。エステサロンに限らず、ビジネスは開業してからが重要です。正しい情報を得て、実行し、やり続けることで成果に繋がります。目的を持って、ビジネスの発展を目指していきましょう。

 

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この記事を書いた人

盟生総研株式会社 代表取締役
マーケティングコンサルタント、マーケティング研修講師。
22歳の頃、商品企画からWEB集客、販売までを行うプロダクトローンチが主体の会社に入社。
一回のプロモーションで9億円の売上を出すチームをサポートし、 SEO対策、リスティング、SNSマーケティング、動画集客、DRM等、サービスをより多く販売する為のマーケティングスキルを身につけ、23歳で独立。
法人、個人問わず、WEBプロモーションのアドバイスを中心にしながらもNHKやテレビ朝日、 TBS、各新聞社などのマスメディアから取材が頻繁に入り続けているクライアントも多数。マーケティングの定義を「総合的な価値を上げること」と定義し「全ての人の物心両面の豊かさに貢献する」という理念を元に活動している。

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