企業のWeb担当者なら知っておきたい役割とマーケティングの基礎

こんにちは、盟生総研株式会社の佐々木です。

今回は企業のWeb担当者が知っておくべき、マーケティングの基礎について解説していきます。

 

『ホームページの運営を任せたよ』『SNSの運用やっておいて』と唐突に言われても、経験が浅い場合は何を始めればいいのか分からない事も多いのではないでしょうか?

ですので、今回は企業のWEB担当者が知っておくべき役割マーケティングの基礎についてご紹介していきます。

目次

企業のWEB担当者ってどんな仕事?

『○○さんにはWEBのことを任せるね』と言われても、具体的にどんな業務をやればいいの?となってしまうと思います。

なぜなら『Web担当者』には明確に仕事の役目が決まっているわけではない場合が多いからです。

少し別の言葉で捉えてみると『目標達成や成果達成のためにWEBを活用する担当者』になります。

企業のWEB担当者がまずやるべきこと

WEBの活用には数多の施策、戦略、ノウハウが存在します。

その数多の選択肢の中からどの武器を使うのか?を判断するために順序立てて考えていきましょう。

 

先述した通り、全ての企業の担当者が同じ業務を遂行すれば良いわけではありません。

あなたの会社の状況や目標に当てはめながら読み進めていただければと思います。

WEBを活用する目的、目標を明確にする

まずはWEB担当者として『何を成し遂げるのか?』『何を目標とするのか?』を明確にすることが重要です。

WEB担当者の役割は企業によって違いがあります。

 

例えば、
全国から依頼を受けるため、ホームページからのお問い合わせを毎月10件獲得する導線を作る
若者への認知を高めるため、SNSを活用して商品やサービスを拡散する

このようにWEBを活用する目的、目標によって取り組むべき業務は変わります。

 

あなたが任されたウェブサイトにも必ず目的があるはずです。

まずはこの目的を明確することによって、この先にやるべき施策が見えてきます。

目的を達成するための方法、課題を考える

目的が明確になれば、次にそれを達成するための方法課題を考えます。

 

まだWEB媒体がないのであれば、ホームページを制作したり、SNSアカウントを開設をします。

既にホームページやSNSを所有しているのであれば、その効果を最大限にするための施策を考えていきます。

 

これはあなたの会社で扱う商品やサービスの性質によって最適解が異なります。

企業向け、個人向けの高額なサービスの場合はホームページが効果的ですし、若年層へ向けた商品やサービスのPRであればSNSや動画広告などが効果的です。

 

目的に沿ってどのような選択肢を取るかを判断し実践していきましょう。

一人で課題を解決できない場合

WEB制作やWEB集客には多くの人が関わっています。

ホームページ制作を行うデザイナー
問い合わせなどのシステムを管理するプログラマー
文章を執筆するライター
上位表示をするためのSEOコンサルタント
オンライン広告を活用するための代理運用会社
etc…

一人で解決できない問題は、すぐに専門家に委託するとスムーズに目的を達成できるはずです。

 

弊社の場合は、マーケティング戦略からWEB制作、広告運用までワンストップで請け負っていますが、『広告運用だけ』『SEO対策だけ』など部分的な依頼を頂くケースもあります。

全てを0から学び、実践するのは非常に時間と労力が掛かるため、難しい部分は専門家へ委託して目的を達成していきましょう。

WEBマーケティングの基礎知識

WEB担当者の役割をしっかりと踏まえた上で、知っておくべきマーケティングの基礎知識について触れていきます。

今回は難しい内容ではなく、基本的な部分のみ触れていきます。

マーケティング4つのサイクル

マーケティングの業務を行う上で、4つのサイクルを覚えておくと実践に生かしやすいでしょう。

マーケティング4つのサイクルとは、
①認知
②信頼
③購入
④リピート・ファン化
の一連の流れです。

 

まずはあなたの会社、商品、サービスを知ってもらうために、認知(リード)を集めていく必要があります。

これはブログの更新やSNSの更新、インターネット広告などを活用します。

 

そして信頼の部分は訪問してくれたユーザーに商品やサービスを利用してもらうための施策です。

詳しくは下記の記事で解説しているので参考にしてみてください。

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購入の部分に関しては、見込み客が迷ってしまわないように導線をしっかりと作る必要があります。

アクセスを集めても購入や契約までの導線が複雑だと、いくら良い商品でもユーザーは離脱してしまいます。

 

最後にリピート、ファン化を起こすための工夫をします。

定期的にメルマガを届ける仕組みや、継続購入の仕組み、顧客満足度を上げる施策などを取り入れると良いでしょう。

リピーターやファンを増やすことができると、会社の売上も右肩上がりに伸びていきます。

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発信、分析、改善のPDCAサイクル

認知を集め知ってもらうだけでなく、その効果を最大化させるために分析・改善は必須です。

 

どの程度のユーザーが見てくれたのか?

そのうち反応をくれたのは何%であったか?

商品の購入、サービスの利用に繋がったのは何%であったか?

 

このようなデータを分析して、日々改善を繰り返していくことでWEBの効果は最大化します。

ホームページであればGoogleアナリティクス、SNSやYouTubeなどであれば機能として搭載されているアナリティクスで分析をしていきましょう。

まとめ

企業のWEB担当者の役割から、始めにやるべきことをご紹介しました。

WEB戦略の立て方や取り入れるべき施策は企業によって違いがあります。

 

まずは目的や目標を明確にした上で、マーケティングの基礎知識を付けていれば、徐々に取り入れるべき施策が浮かんでくるはずです。

 

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この記事を書いた人

盟生総研株式会社 代表取締役
マーケティングコンサルタント、マーケティング研修講師。
22歳の頃、商品企画からWEB集客、販売までを行うプロダクトローンチが主体の会社に入社。
一回のプロモーションで9億円の売上を出すチームをサポートし、 SEO対策、リスティング、SNSマーケティング、動画集客、DRM等、サービスをより多く販売する為のマーケティングスキルを身につけ、23歳で独立。
法人、個人問わず、WEBプロモーションのアドバイスを中心にしながらもNHKやテレビ朝日、 TBS、各新聞社などのマスメディアから取材が頻繁に入り続けているクライアントも多数。マーケティングの定義を「総合的な価値を上げること」と定義し「全ての人の物心両面の豊かさに貢献する」という理念を元に活動している。

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