田舎(地方)の集客を成功させるためには?オススメ集客方法5選

田舎

こんにちは。盟生総研株式会社の赤澤です。

 

「田舎だから集客できないんだけどどうすれば良いんだろう…?」とお困りではありませんか?確かに少子高齢化などの影響で、田舎の方はシャッター街などのように集客が厳しくなって廃業するという話も少なくありません。

 

しかし、弊社がこれまでにコンサルティングを実施させていただいたお客様の例を見ると、むしろ田舎の方が集客が上手く実施できると感じているのが正直なところです。

 

そこで今回は、田舎の集客を成功させるポイントや、田舎の集客方法について記事を綴っていきます。

「田舎だから集客ができない」ではなく、「田舎だからこそ何をしていくと効果的か」ということを考えて、ぜひあなたも実施なさってみてくださいね。

 

目次

田舎の集客の問題点3選

田舎 地域

まず、田舎でサービスを提供している方達が、集客で問題に感じていることは何でしょうか?私がお客様のコンサルティングを実施してきて感じた、田舎の集客の問題点について解説致します。

 

お客様が常連のみ

まず1つ目の問題として、地方の店舗はお客様が常連様のみということが多くあります。

新規のお客様などもたまにはいらっしゃるかもしれませんが、ほとんど常連様で回っています。新規でいらっしゃってくださった方へのリピート戦略もなく…、常連様以外を集めていく戦略など分からず…、しかし常連様だけで何とか売上は上がっているのでまあいいか…。という田舎ならではの売上の回り方で回っているのが現状です。

 

情報がない・遅い

2つ目の問題として、田舎であることによって情報がない、もしくは遅いということが挙げられます。

田舎は情報がなさすぎます。もし情報が出てきたとしても、東京では「え、そんなのもう終わってる情報だよ?」と言われんばかりの遅すぎる情報だったりします。そもそも田舎は都会に比べて人の数やビジネスの数が少ないので、その分情報も少なくなります。当然のことながら、マーケティングや集客に関する情報なんて出回ることはないでしょう。むしろ「マーケティングに関しての情報なんですけど~…」なんて田舎で言ったら、怪しまれるんじゃないでしょうか…。(笑)

 

よく分からない集客施策を業者に頼んでいる

3つ目の問題として、自分ではよく分からない集客施策を業者に頼んでいるということが挙げられます。

「自分ではよく分からないから…」ということから、業者に依頼することは問題ありません。目的や実施する意味を理解せずに業者に依頼するのが危ないのです。ホームページを1つ作るにしても、作るだけでは意味がありません。依頼したそのホームページは、あなたの商品・サービスが伝わるようなものになっていますでしょうか?依頼した広告は、来店を促すようなものになっていたり、購入に繋がるようなものになっていたりしていますでしょうか?

自分ではよく分からない集客施策を業者に丸投げすることはギャンブルと変わりません。事業をしているあなたもきちんとその施策の意味を理解し実施しなければ、危ないことになりかねません。

 

田舎の集客を成功させる5つの重要ポイント

ポイント

ここまで田舎の集客の問題点についてお伝えしましたが、では成功させるためにはどうすれば良いのでしょうか?ここからは田舎の集客を成功させる5つの重要なポイントについて解説していきます。

前述したように田舎は情報がありません。しかしそれは、あなたのビジネスの競合も情報が無く、集客施策に取り組んでいないことになります。しっかりと集客施策に取り組めば、実は田舎の方が楽に集客成果に結びつくことが多いです。ポイントを押さえて、成果に繋げていきましょう。

 

田舎だからといって甘く見ない!

まず、「田舎だから…」という考えは捨てましょう。「田舎だからお客様は少なくて当然」「田舎だから集客支援なんて効果がない」といって何もしなければ、そのまま衰退していくのは当然です。地方発の繁盛店は、小さな地方から「どのようにすればお客様の満足に繋がり、お客様が集まるのか」ということを考え、実施してきたからこそ、お客様に愛される繁盛店となっていったのです。大切なのは「田舎だからこそどんなことができるか?」ということを考え、お客様が集まるための行動をしていくことです。田舎だからといって甘く見ずに、自身ができることを実施してみましょう。

 

マーケティングについて理解している?

あなたはマーケティングの定義を理解していますでしょうか?これは田舎など関係なく、事業をしている方達全員にとって重要なことです。

私は1つの定義として、「商品・サービスの価値を向上させ、正しくお客様に伝えること」と考えています。集客施策を実施するから集客ができるのではなく、集客施策を実施することで商品・サービスの価値が高まり、その状態でお客様に正しく伝えるからこそ、お客様が価値を感じて購入する。=集客に繋がるのだと考えています。

「マーケティングってよく分からないけど、とりあえずお客様が来てくれるんでしょ?」という考えで、目的を考えずにとりあえずお金を大きくかけて施策を実施したり、とりあえずマーケティング業者に丸投げしたりする方は多くいらっしゃいますが、とても(×100)危険です。

まずは自身でマーケティングについて理解を深めましょう。どんな目的で実施するのかということを理解すると、自身のビジネスでどんなことを実施すれば良いのかということが考えられるようになります。

 

どんな方を集客したいのか明確?

自分のビジネスにおいて、どんな方を集客したいのか明確にしておくことも重要です。

弊社がコンサルティングを実施した、田舎で店舗ビジネスをされている方に「どんな層を集客したいですか?」とお伺いしたところ、「来てくれるんだったら誰でも良いですよ!!」との返答でした。「誰でも」というのはダメな訳ではないですが、集客したい層が明確でないビジネスは具体的な施策が構築しにくくなります。20代の女性を集めたいのに、大食いのためのデカ盛りメニューばかり出しても狙っている層は集まりませんよね…。「マーケティングについて理解している?」の項目でもお伝えしましたが、施策の実施には目的が重要です。「こんな層を集めたい」「こんな人を満足させたい」ということが明確であればあるほど、具体的に実行する施策も考えられるようになります。

 

田舎だからこそ愛されよう

田舎でのビジネスは、田舎だからこそその地域で愛されると、長年愛されるものとなるのが強みです。

田舎は人が少ない分、関わりが深まりやすく、一度関わりだすと長年関わるような関係性になりやすいです。それはお店とお客様も同じで、お客様の満足度を高めると「また来よう」と感じてくださり、リピートでの利用が増えてきます。

また、地域柄を生かしてその地域ならではのサービスを実施するのも良いでしょう。例えば地域の食材を生かしたメニューや、地元の酒をたくさん揃えている居酒屋など、独自性を出すことは大きな強みとなります。

 

リピーター客がカギを握る

こちらは田舎での集客に限ったことではないですが、ビジネスを発展させていくのにリピーターの存在は欠かせません。「リピーター客がカギを握る」と言っても過言ではありません。マーケティングには「1:5の法則」というものがあり、「新規顧客を獲得するには、リピート客獲得の5倍のコストをかける必要がある」といった内容です。新規顧客の獲得はかなり労力が必要となり、同時にコストが多くかかってしまうのです。新規顧客の獲得ももちろん大切ですが、同時に既存顧客のリピート促進をしていくこともとても重要です。

リピーターの重要性に関してはこちららの記事でも詳しく綴っていますので、ぜひ参考になさってみてください。

 

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田舎ならこれをやろう!Web集客施策5選

Web 施策

田舎の集客を成功させる5つの重要ポイントについてお伝えしてきましたが、ここからは実際にどのような施策を実施するのが良いのか、具体的な施策について解説していきます。今日からでもスタートできるものもありますので、ぜひあなたの目的に合った施策を実施してみましょう。

 

MEO対策(Googleビジネスプロフィール)

田舎での集客は、Googleビジネスプロフィールを用いたMEO対策がとても効果的です。

Googleビジネスプロフィールとは、Google検索・Googleマップ上にお店や施設の情報を表示することのできる無料のサービスです。「地域+サービス名」などを入力することで、周辺情報から検索してくれて、情報を表示できるようになります。そのGoogleビジネスプロフィールをGoogleマップなどの検索結果において、情報を上位表示させるための施策がMEO対策と言います。

MEO対策

MEO対策を実施すると、「地域+サービス名」で検索した方に効果的にあなたの店舗などが表示できます。田舎の方達だと、「近い距離のお店に行こう」と考えることは多いので、スーパーや飲食店、居酒屋、ホテルなど近い距離のお店に行きがちな業種はMEO対策をオススメします。店内の写真や営業情報を更新するだけでも一定の効果が見込めますし、さらに商品・サービスの情報などを詳細まで書くと、ユーザーの信頼を得ることができます。またGoogleビジネスプロフィールは、口コミを書いていただける機能があります。来店してくださったお客様などに口コミ促進することで、閲覧したユーザーの安心感、購入数UPに繋がります。比較的効果が早く出やすいものとなっていますので、ぜひ活用しましょう。

 

ホームページでのSEO対策

ホームページでのSEO対策も効果的です。

SEO対策とは、あなたの業種に関係するよく検索されているキーワードで、Webページなどを上位表示させるための対策です。ホームページではただ作ればOKという訳ではなく、このSEO対策を実施したものを作ることが重要です。上位表示されればされるほど、そのキーワードで検索された際に、あなたのホームページを見てくださる方が増えるようになります。「八王子 散髪」のような「地域+サービス名」のあなたの業種に関係するよく検索されているキーワードで、1位~3位に自分のお店のホームページが表示されるようにページ作りやキーワードの設定を実施していきましょう。

 

Web広告

Web上に広告を実施できるWeb広告を出してみることも効果的です。

Web広告とは、Google広告やFacebook広告、YouTube広告など、Web上に広告を出せるものになります。自分のビジネスに関係するキーワードを設定してそのキーワードを調べたユーザーだけに広告を表示することができたり、どのようなことに興味・関心を持っているユーザーに広告を表示させるか設定ができたりなど、Webだからこそできる広告の発信ができます。広告稼働自体は短期間で実行できますし、自分で費用の上限を決めて広告を出すこともできるので、低予算で広告を出したい人にもおすすめです。

田舎では、Web広告を出している競合がまだまだ少ないです。効果的に広告稼働できるようになればとても集客施策としては良いものになりますので、月に数万円からでも実施してみましょう。

 

公式LINE

公式LINEなどを活用して、顧客にアプローチをしていくのも良いでしょう。

LINEは、今や国内で約9000万以上のユーザーが活用している媒体です。それだけ世の中の人が活用しているLINEで、自社のアピールができるというのはもちろん効果的ですよね。公式LINEを作ってお客様にLINE登録していただければ、メルマガの代用品のような形で、登録してくれたお客様全員に一気にメッセージを送ることができます。

公式LINEのQRコード付きのPOPをお店に置いたり、スタッフに公式LINEの案内をしてもらったりなど、お客様に登録をしていただくようにしましょう。公式LINEを通じて顧客リストを集めることができれば、キャンペーンの情報やクーポンの発行を送ってあげることで、来店促進に繋がります。

 

SNS

SNSも効果的に使えば、集客に繋がるツールとなります。しかしSNSは労力がかかることを先に理解しておいてください。

SNSは、FacebookやInstagramなど、各ソーシャルメディアを利用して集客する方法です。例えば、フォロワーがたくさんいるアカウントを作り、興味をそそるような投稿をすれば、そこから来店に繋がったり、商品の購入に繋がったりします。SNSも1つのコミュニケーションツールのようなものなので、お客様との繋がりをSNSで作り、ファンになっていただくとよいでしょう。

しかし、注意していただきたいのがSNSを実施したら集客ができるわけでありません。弊社がコンサルティングを実施させていただいたお客様の中にも、「SNSはやってるんだけど集客はできなくて…」というお客様が多くいらっしゃいます。SNSは無料で始めることができるので始めやすいものではありますが、認知を広げるためにフォロワーを増やしたり、来店して頂くために興味を引くような投稿をしたりするのは、時間と労力が多くかかります。

集客施策を実施する際は、SNSの施策と、MEO対策やWeb広告のような施策を併用して行っていくのがオススメです。

 

田舎の集客を成功させよう!

売上 上がる

田舎の集客を成功させるポイントや、田舎の集客方法についてお伝え致しました。田舎は人口の減少などもあり、ビジネスが難しくなっている部分も少なくありません。しかし、地方の方が競合が少ないため、Webを活用した集客施策はとても効果的ですし、比較的早い段階で集客の成果に繋げられます。「田舎だからこそできること」を考え、一つひとつWebの使い方を覚えて集客活動を行っていきましょう。

 

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この記事を書いた人

盟生総研株式会社 代表取締役
マーケティングコンサルタント、マーケティング研修講師。
22歳の頃、商品企画からWEB集客、販売までを行うプロダクトローンチが主体の会社に入社。
一回のプロモーションで9億円の売上を出すチームをサポートし、 SEO対策、リスティング、SNSマーケティング、動画集客、DRM等、サービスをより多く販売する為のマーケティングスキルを身につけ、23歳で独立。
法人、個人問わず、WEBプロモーションのアドバイスを中心にしながらもNHKやテレビ朝日、 TBS、各新聞社などのマスメディアから取材が頻繁に入り続けているクライアントも多数。マーケティングの定義を「総合的な価値を上げること」と定義し「全ての人の物心両面の豊かさに貢献する」という理念を元に活動している。

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