ハウスクリーニングをやられている方がインターネット広告を利用して集客を考えた時、「インターネット広告をやってみたがうまくいかない」、「ホームページの集客がまだまだ足りない」、「チラシでの集客をやったがうまくいかなかった」などと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
今後市場拡大が見込まれるハウスクリーニング市場ですが、それだけに競合も多くなっています。その中で顧客を呼び込むWEB集客を実施できるか否かが、ビジネスのわかれ道になるでしょう。
まずはハウスクリーニング市場状況を振り返る
ここ数年前から急成長を遂げていると言われているハウスクリーニング業界では、現在事業所数が8,000店以上にもなっています。2020年には1800億円超えの大規模市場になるといった予想もされているほどです。
市場が拡大されているということは競争も激しくなってきているということです。サービスや田泓が悪い店などはすぐに淘汰されてしまいますから、いかに顧客の求めるものを提供できるかが争点となっています。また、今後激しくなると予想される競争において、スタート時のポジションは良い場所を取っておきたいものですよね。
今のうちに自社の競争優位性を作っておくことで、競合会社が増えても淘汰されにくくなります。
数多くの会社から優位な立場に立つには、差別化が必須。自社の強みを生かし、他社には負けない何かを作るのが優位性を保つうえで必要といえます。
ハウスクリーニングでの集客成功のカギは自社の強みを知ること
近年のハウスクリーニング業者の増加から予想される厳しい競争。生き残るには、早めに優位な位置にいたいものです。そのためには、顧客のニーズに近づくのはもちろん、他社との差別化が必須となります。
今は選択肢過剰の時代
SNSなどのソーシャルネットワークサービスの発達により、顧客はより自分のニーズに合った製品を選ぶことが容易になりました。ただ、大量の情報の中から必要な情報を選ぶのは容易ではなく、それゆえに「選択肢過剰の時代」にもなってしまっています。
選択がありすぎて選べない状態は、何も選ばない事にもなります。そうした迷子になってしまった顧客に、自社の強みや他社にはないオリジナルの魅力を伝えることができたら印象に残ることでしょう。
そのためには、まずはターゲット(顧客)についても考えなくてはいけませんね。
他社との差別化とは?
他社との差別化できるポイントをみつけるには、まずは「誰の」「何を」「どうのように」に当てはめて考えてみます。
想定しているユーザーについて明確にすることができれば、情報発信やプロモーションなどの方向性が決めやすくなります。そして、取り扱っているサービスがどのような問題を解決するのか、役立つのかなどを訴求することで、同じようなサービスを展開している会社と差をつけられることでしょう。
ここで大事なのは、自社の強みや優位性を他社との比較から認知する、ということです。
ハウスクリーニングが実施すべきWEB集客
ハウスクリーニングが実施すべきおすすめのWEB集客があります。「Googleマイビジネスの登録」と「ホームページのSEO対策」です。
ほかにもWEB集客方法はあるのですが、まずはこちらの実施をおすすめします。
では、どういったものかを確認していきましょう。
Googleマイビジネスの登録
Googleマイビジネスとは、Googleが情報補完のために提供しているツールです。
2014年6月にGoogleプレイスとGoogle+が統合されてできたサービスです。ビジネス情報を登録することで、Googleの検索結果・Googleマップなどに無料で会社の基本情報(社名・店名・電話番号・住所・営業時間など)を表示させることができます。この他にも以下の使い方ができます。
- 会社や店舗の外観、内観、取扱商品などの写真を掲載
- クチコミの管理、返信
- 無料のWebサイトを作成
- 閲覧数や閲覧ページ、閲覧写真、アクセス元地域などの分析
- AdWords Expressとの連携
- PC、スマートフォン版対応
どれも集客効果を狙うには良いツールですが、特に無料のWebサイトを作成できるのは便利。簡易的なものとはいえ、自社を知ってもらう事にもつながります。レスポンシブデザインですので、スマートフォンでの閲覧も問題ありません。SEO対策と同じくらいに、Googleマイビジネスの上位表示は主客効果に大きな影響を与えますので、これは是非とも導入したいツールです。
Googleマイビジネスに登録するとそこに表示される情報を保管でき、営業時間や事業概要などが掲載されるようになります。
MEO対策でGoogleマップの上位表示を狙う
MEO対策とは、マップエンジン最適化の事。企業情報を事前に登録しているとキーワード検索の際に表示されますが、より上位に表示されるのがポイントです。例えば、「ハウスクリーニング」と検索して上位に表示されるほど、Google マイビジネスへのアクセス数が増加し、それに伴う集客効果も期待できるものとなります。
特に、地域密着型といわれるような会社や、都道府県や地域名と一緒に業種名が検索されるような業種はMEO対策向きです。ハウスクリーニングは住んでいる地域にあるのか、対応エリアが気になるところですからMEO対策では上位に入るようにしていきたいところです。
上位表示を狙うには、キーワードがいかにGoogleマイビジネスの内容と合致するかによります。また、知名度も大事な要素です。知名度を高める事をサイテーションと呼んでいますが、会社の名前や情報がブログやSNSでどれだけ記載されているのかの指標にもなります。より多く紹介されている会社は、サイテーションが高くなるという事です。
これは、口コミの数やスコアなども関係しており、良い評価を得ている会社は上位表示されやすいのです。
ちなみに、MEOでは距離も要素の一つとなっていますが、それよりも関連性・知名度・レビュースコアの方が重要視されますので、距離に関してはそこまで気にすることはないです。
Webエリアマーケティング戦略で集客を実現しよう
WebサイトやWebサービスを利用し、集客・接客・再訪について数値化して対策をとることができるWebマーケティングは、自社の強みと弱みを分析することにも長けています。目的に合わせて数値目標を設定し、弱い部分の対策をおこなうWebマーケティングは、今の時代には必須のツールと言えるでしょう。
ホームページのSEO対策
検索エンジンの検索結果上位に自社ホームページを表示させる為の対策を、SEO(検索エンジン最適化)と呼びます。検索エンジンにて目的のサイトを探すとき、ほとんどの人が上位に表示されているサイトから訪問していきますので、下の順番ほど訪問してもらう可能性が低くなります。
上位に表示されればクリック率も高くなり、訪問から依頼に結びつきやすくなることからも、いかに検索結果で上の方に表示させるかが重要になってくるのです。
ハウスクリーニング業においてはハウスクリーニングと一緒にエリアがキーワード検索されることが多いですから、集客に繋がりやすいキーワードとしては「ハウスクリーニング」「地域名」はもちろんになります。ただ、定番キーワードはライバルサイトも狙っているので難しいものです。競争がそこまで激しくなく上位に入れる可能性あるキーワードも選ぶ必要があります。
選んだキーワードをより強固なものにするには、そのキーワードに関連するページを増やす事がなによりです。いわゆるお役立ちサイトなどがそれにあたり、お客様に必要な情報を定期的に発信すると支持されやすくなります。逆にキーワードに関係ないページはいくら増やしてもSEO対策にはならないので注意が必要です。
また、単にキーワードを盛り込めばいいというわけではなく、訪れたユーザーが読みたいと思う内容でないといけません。質の高いコンテンツの提供が、検索エンジンで上位に表示させることになるのです。これは、Googleでも提言されています。
ポータルサイト掲載による集客
集客などを目的に作られるポータルサイトの活用は、自社ネットショップの存在を広く知ってもらえる可能性を高めてくれます。情報を掲載するには無料のサイトもあれば、有料となるサイトとあります。
ポータルサイトと一言にいってもさまざまなタイプがあり、よく知られているところでいえば「Yahoo!Japan」などの多種多様な専門分野が集まる総合型ポータルサイトや、Yahoo!やGoogleなどの検索エンジンからなる検索型ポータルサイト。行政や自治体、民間企業が特定の地域を限定して作る地域型ポータルサイトといわれています。
ハウスクリーニング業界では「ハウスクリーニングなび」や「ハウスクリーニングサーチ」などがあります。この2つのポータルサイトは無料なので、是非とも店舗登録しておきたいところ。他にも、社内型、目的型、ブログ型などさまざまです。
ただ、ポータルサイトへの掲載は自社サイトの存在に知ってもらうための対策ではありますが、それはあくまでも呼び込むための入り口であることを忘れてはいけません。ですから、せっかくの訪問を棒に振らないためにも、自社サイトの商品やサービス情報を丁寧に作り込んでおくことが重要になります。
また、ポータルサイトは良いレビューを拡散するにはもってこいの場所になります。たくさんの人が見る場所であり、どれにしようか迷っている状態の人に良い口コミの掲載は好印象を与え、新規顧客の獲得もそう難しくないものになります。
ただ、逆に言えば悪い口コミではお客さんを寄せ付けないものにしてしまいます。当然の事ですが、悪いレビューが付かないように、丁寧で基本的な対応は心掛けないといけません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
WEB集客に関しては、必ずと言っていいほどやっていた方がいいです。
自店をどのようにしていけばわからないという方は、ご相談いただければと思います。
弊社、盟生総研では、今まで500社以上の依頼、相談を受けてきました。
無料相談もしているので、気になったら連絡くださいね♪