コロナ禍で増えているペットブーム。動物病院が今すべきこととは?

こんにちは!盟生総件株式会社の堀井です!

新型コロナウイルス感染症の拡大によって、テレワークが増えたことや外出を控えるようになり、日常に癒しを求める人が増えたことでペットブームが加速しています。

そのため、不要不急の外出を控え、集客が落ち込んでいた動物病院も、来院数は増加傾向にあります。

ペットブームの再来により、保護猫や保護犬を家族として迎え入れる方も多く、動物病院を探す飼い主が増え、新規顧客獲得のチャンスが到来しています。

ここからは、コロナ禍で高まるペット需要に対する「動物病院の集客方法」について、ご紹介していきます。

目次

動物病院での集客に大切なマーケティングとは

動物病院もひとつの企業と考えていいでしょう。病院を経営していくに当たってマーケティングの手法をしっかり取り入れ「売上の仕組みづくり」を行うことは非常に重要なことになります。

マーケティングとは企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念です。

集客を必須とする動物病院の経営においても、マーケティングの手法を取り入れ経営戦略を立てることは、動物病院が飽和状態にあるなかで生き残りをかけた、絶対にかかせない重要なポイントになります。

そこで動物病院でのマーケティングはどのようなことをしていくのが良いのでしょうか。

売上の構成を知る

動物病院の売上には公式があります。
売上=客数×客単価
動物病院で売上を上げるためには、客数を増やすか、客単価を上げることです。

客数を上げるための方法

  • 飼い主の数を増やす
  • 来院頻度を上げる

客単価を上げる方法

  • 既存の飼い主から上げる
  • 新規の飼い主から上げる

 

動物病院により取る戦略の方法は変わります。自院ではどのような戦略を取ればいいのか具体的なイメージを考えましょう。

自院を知る

そしてとても大切になるのは自院の特徴を把握することが必要です。
診療内容の内訳を見てみましょう。

そのなかで売上構成比の高い順に内容を確認してください。
データが2年分あった場合、昨年と比較して明らかに伸びている項目があれば、それを伸ばすことが即時業績アップのコツです。

特徴を把握する項目

 

  • 客数
  • 客単価
  • 新患数
  • 売上の詳細
  • 売上構成比

 

自院の特徴を知ることで具体的な経営戦略を立てることができ、適切な業績アップの方法を取ることができるでしょう。

動物病院の集客方法とポイント

厳しい動物病院市場ですが、しっかりとした集客マーケティングを行うことで経営を成り立たせることが十分に可能です。今回は以下の3つの集客方法を紹介します。

エリアマーケティング

動物病院の経営を成功させるためには、エリアマーケティング(商圏分析)が必須です。エリアマーケティングとは「現在いる地域で市場特性を分析し、エリアごとに特化したアプローチをとるマーケティング手法」になります。つまり動物病院を開業している地域の競合店や客層の分析をすることです。

エリアマーケティングの方法は様々ですが、動物病院で行うべき手法は『商圏分析』でしょう。競合店や客層を分析し、「ここの場所でどうやっていこうか」「自店が集客できる客層はどんな人か」を導き出します。

今動物病院の市場は飽和状態です。エリアマーケティングを行わず動物病院を開業しても失敗してしまう可能性が高いでしょう。しっかりと商圏分析を含むエリアマーケティングを行うことが、現代で動物病院の経営を成功させるための方法です。

チラシ・WEB広告

チラシ・WEB広告を積極的に行うことが、動物病院の集客を成功させるための方法です。特にインターネットを活用したWEB広告は動物病院に関わらず現代ビジネスにおいて集客を成功させるためには、必須のツールでもあります。

WEB広告の方法として『リスティング広告』が最も一般的です。リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示される広告のことです。検索結果に表示されるため「検索連動型広告」とも呼ばれます。ユーザー自身が検索したキーワードに合わせて広告が表示されるため、例えば『動物病院 東京』のようなキーワードで表示することが可能です。より確度の高いユーザーにアプローチできるという特徴を持ちます。

またチラシ広告を行うことも有効です。一見すると古臭いイメージがありますが、チラシ広告は商圏地域を絞った広告活動を行うことができるという魅力があります。集客したい地域の住民にターゲットを絞ることができるので、地方の動物病院には特におすすめの広告媒体です。

SNSマーケティング

現代の動物病院では、SNSマーケティングも集客を成功させるための方法です。SNSとは『Instagramu(インスタグラム)』や『Facebook(フェイスブック)』『Twitter(ツイッター)』を活用したマーケティング手法です。

SNSを上手に活用することができれば、自分の動物病院をより多くの人に知ってもらうことができます。特にペットを飼育している人の記憶に残りやすいので、治療の際に思い出してくれる可能性も高いです。

 

実際に現在成功している動物病院のほとんどが、SNSマーケティングを実施しています。どのSNSツールを利用するかは動物病院によって様々ですが、ユーザーにとって為になる情報を常に発信し、フォロワー数と利用者を確実に増やすことができているようです。

動物病院の集客を増やすオススメは動画です

一般社団法人ペットフード協会が出した全国犬猫飼育実態調査の結果によると、犬猫共に新規飼育者飼育頭数が2018年から2020年にかけて上昇傾向にあります。

動物を飼育する人が増えている影響もあるため、小動物診療獣医師の数も増えてきています。

動物を飼育する人がさらに増える場合、動物病院も増えると想像するのも容易でしょう。
ライバルが多くなるであろう動物病院間で差をつけるには、患者に施設を利用するメリットや魅力を伝えると良いです。動画であれば情報を効率良く伝えられますし、SNSなどを使って様々な人にコンテンツを拡散もできます。

作る動画は集客のために動物病院の魅力を伝え、来院タイミングや動物の手入れ方法などを紹介すると良いでしょう。

動物病院を紹介して飼い主の不安を解消させる

動物病院では動画を作成するのがおすすめとお伝えしましたが、その動画で何をつたるように動画を作成していくのが良いのでしょうか。

通院のメリットを伝える

集客目的で動画活用する際に一番思い付くのは、動物病院の魅力を紹介する映像コンテンツでしょう。
飼育動物は飼い主にとって家族のような存在であるため、動物病院選びは慎重になります。動画で動物病院の魅力やメリットを伝えられると、飼い主の解消につながります。

CM動画で存在を知ってもらう

どんなに腕の良い獣医や設備の揃った良質な動物病院であっても、存在が知られていなければ意味はありません。
新しく開設された動物病院であれば、CM動画を作成しておくと良いでしょう。CM動画であれば多くの人が目を通しやすいテレビに限らず、動画配信サイトの動画広告としても使えます。

不安を解消させる

飼育動物は飼い主にとって家族のような存在です。
通院を検討する動物病院の評判は、人間の病院と同じように気になります。動画で動物病院に通院している患者の声を取り入れると、利用を検討する人の不安解消につながります。視聴者の不安を解消できると、動物病院に足を運ぶきっかけが作れるでしょう。

働く獣医師の姿を見せて安心してもらう

飼育動物を動物病院に預ける場合、飼い主はどんな獣医師が診るのか心配になるでしょう。
獣医師が働く姿を動画に収めておくと、どんな人が診てくれるのかを把握できるため、飼い主は安心できます。獣医師や動物病院の1日などのタイトルをつけて密着動画を作るのも面白いかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしたでしょうか?

SNSやWEBが主流になっている今現在。

ペットを持つ方が増えている、ということは動物病院を利用する方も今後は増えていくのではないのでしょうか。そこで、しっかりしている獣医や看護師さんがいても伝えることができていなければ利用する人に伝わることはありません。

自店をどのようにしていけばわからないという時は、ご相談いただければと思います。

弊社、盟生総研では、今まで500社以上の依頼、相談を受けてきました。

無料相談もしているので、気になったら連絡くださいね♪

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この記事を書いた人

盟生総研の代理店を務める。盟生総研代表 葛西氏のもとでWEB集客、 SEO対策、WEBマーケティング、サービスをより多くのお客様にお届けする為のマーケティングスキルを身につける。現在は、1人息子のシングルマザーとしてフリーランスでライターをしている。
盟生総研のライターとしてWebマーケティングに特化したライティングに携わる。

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