こんにちは!盟生総研株式会社の堀井です!
店舗への集客数を増やして、もっと利益を増やしたい!
どの集客方法が効率よく成果をだせるのだろう…。
世の中にはあらゆる集客方法があり、どの集客方法が最適なのか判断が付きづらいからこそ、明確な手段を選択できないでいるのではないでしょうか。
まずは店舗や企業の集客における問題点を把握し、集客に影響を与えている部分を認識することが重要です。
実際にどのようなことが問題点とされるのか、店舗の集客力アップに関するアイデアやコツも合わせて紹介します。
店舗の集客を考える前にやるべき3つのステップ
店舗集客のための具体案を考える前に取り組むべき3つのステップがあります。ステップごとにポイントを解説します。
自社を必要とするお客様はどのような生活をしているかを考える
消費財などの日常的に購入する、比較的リーズナブルな商品は商圏が狭いのに対して、それほど頻繁に購入をしない高価帯の商品については商圏が広くなります。例えば、スーパーマーケットなら商圏は3~5km程度、ホームセンターであれば10~20km程度が目安です。
店舗の集客においては、商圏外のお客様にアプローチをしても、思うように来店につながりません。そのため、商圏内のお客様に対してアプローチを仕掛けられるように、まずは自社の商圏を明確にすることが重要です。
自社のターゲットを明確にしよう
自社の商圏を大まかに決めたら、次は商圏内に住んでいる生活者の特徴を明らかにしていきます。例えば、ファミリー層が多いエリアであるのならば、それに適した媒体を選ぶ必要があります。
また、商圏内に多く見られる属性だけではなく、購買決定者が誰なのかをきちんと把握することが重要です。ファミリー層にアプローチをしたいと考えていても、ご主人に知ってもらいたいケースと奥様に知ってもらいたいケースとでは、適した媒体や発信すべき情報も異なるからです。
自店のターゲットを明らかにすることで、無駄のないアプローチを生み、集客力を高めることにつなげられます。
お客様の来店までのストーリーを考えよう
自店が狙いを定めるターゲットを決めたら、実際に来店をするまでの流れを具体的にイメージしてみましょう。例えば、スーパーマーケットの場合でターゲットを子どものいる働く主婦に設定したとして考えてみます。
具体的なターゲットの行動をストーリーとして考え、アプローチすべきタイミングや場所を想定することが大切です。
集客できる店舗には大前提がある
集客力を持つ店舗を作り上げるためには、絶対になければならない条件(大前提)があります。
「集客できている店舗というとどんな店舗」とはどんな店舗なのでしょうか?
「流行りに上手にのれた店舗」「提供単価が他店より安い店舗」「クオリティーがものすごく高い店舗」「魅力的な広告を出せている店舗」「豊富な資金でガンガン広告を出している店舗」「魅力的な店主がいる店舗」などを思い浮かべている方もいるでしょう。
全て正解でも間違いでもないんです。
至って普通だけどなぜか集客に成功している店舗が多いということに疑問を感じた経験はないでしょうか?
「自店舗が顧客にとって価値・魅力のあるサービスを行っていて、自店舗の魅力を等身大で最大限魅力的に表現できている店舗」が集客とれる店舗に多いのです。
ココで重要なのは、顧客にとって価値・魅力があるサービスは何か?ということなのです。
顧客にとって価値・魅力のあるサービスとは?
価値・魅力といえば、次のようなことをイメージされるかと思います。
- 立地条件が良い
- 値段が安い
- 店舗の雰囲気が良い
- スタッフさんの印象が良い
- 広告が斬新でなにか良い
- 他にはない新しいサービス
- 商品の見た目が良い
- お店の中がきれい
これらの価値や魅力は事業により異なりますが、もし全ての条件を完璧に達成していても、飲食店なら料理が不味い、お酒が不味い、大きなゴキブリがでる等といった店舗だとどうでしょうか。
リラクゼーションサロンやマッサージ店で技術は完璧だけど、店内の受付スタッフからタバコの臭いがするなら、どうでしょうか。
美容室でも、店舗の内観や清潔感・立地条件・料金などは完璧でも、カット技術が微妙でカラーやパーマが思った感じに仕上がらないならどうでしょうか…。
どんな店舗に集客をするにしても、その事業における核となる品質が担保されていなければ、どれだけよく魅せて一時的に集客できても長続きはしないということです。
まず店舗集客というのは、「お店を適切なターゲットに知ってもらい、興味を持ってもらって来店いただき、魅力を知ってもらうこと」なのです。
店舗集客の手法を選ぶコツ
自店の集客につなげるためのベストな方法はターゲットによっても異なりますが、共通して押さえるべきポイントがあります。店舗集客の手法における3つのコツを解説します。
エリアを絞った配信が行える
集客を効率的に行う媒体として選ぶべきポイントは、エリアを絞った配信ができる点です。冒頭で説明した通り、店舗には必ず商圏があるので、商圏に合わせた配信が可能なのかをチェックしましょう。エリアの指定ができないマス向け媒体などは、ブランディングや認知には効果がありますが、”来店”を目的にした場合は非効率になりかねません。
データの検証ができる媒体を選ぶ
集客に関する取り組みを始めても、すぐに効果が現れるとは限りません。継続して取り組んでいく必要があり、そのためには後から改善しやすいようにデータの検証もしくは検証可能な仕組みが作れる媒体を選ぶのがポイントです。
効果が数値で図ることができないと、費用対効果がわからずに、施策の効果を判断することができません。
行動喚起につながりやすい媒体を選ぶ
店舗集客の場合は、単にユーザーから認知してもらうだけでは不十分です。ユーザーが発信された情報に関心を持ったとしても、次の行動(購入や申込み等)につながらなければ、費用ばかりがかさんでしまいます。
行動に繋がりやすいかどうかは狙っているターゲットや扱う商材によっても異なりますが、媒体ごとに保有しているユーザーデータや反響率、実施事例やアンケート結果によって、自社の商品との相性を判断しましょう。
WEBを活用した店舗集客アイデア
Googleマイビジネス(必須)
Googleマイビジネスは、Google検索やGoogleマップなどで「ラーメン屋」などと検索した際に、画像付きで店舗情報や口コミなどが表示できる無料のプラットフォームです。
競合他社や同様のサービスを検索している時に、自社店舗が表示される可能性があり、集客につながる可能性も高まります。
Googleアカウントを持っていれば無料登録できるため、店舗があるなら必ず登録しておくべきです。
WEBサイト(ホームページ)制作
WEBサイト(ホームページ)は、あらゆる業態への店舗集客ができる汎用性の高い集客方法になりえます。
しかし、汎用性が高いとはいってもWEBサイトを作れば集客ができるようになるわけではなく、広告などをセットで考える必要があるため、一人集客するのに使える広告予算が少ない飲食店には向いていません。
ちなみ、飲食店や美容室や一部のエステ・整体等のサービス業は、ホットペッパーや食べログなどのポータルサイトのほうが高い費用対効果が期待できます。
しかし、どれだけ効果が出やすいポータルサイトに掲載しても、ホームページがないことで機会損失をすることもあるため、あったほうが良いものと言っても過言ではありません。
WEBサイト(ホームページ)の品質=デザイン性の高さではありません。マーケティングを踏まえて、情報・表現方法を適切に練られたホームページが望ましいです。
WEB広告(リスティング・DSP等)
WEB広告は、明確なニーズ(知りたい・探している)を持つユーザーに対して表示される広告なので、広告クリック後のページ次第で高い集客効果が見込めます。
ただし、ホームページやランディングページがあることが大前提となり、多すぎる選択肢の中から探したり、ポータルサイトの利用が一般的な飲食店・美容室だと、採算が取れない可能性が高いです。
結果的に、単価が高めのサービス、一人当たりのライフタイムバリューの高い事業形態の店舗に最適です。
店舗集客アイデアのまとめ
いかがでしたでしたでしょうか?
最後にもう一度お伝えすると、どんな店舗への集客もGoogleマイビジネスへの登録は必須であり、事業的なコアとなる部分の品質を担保することも重要です。
どんな事業でも競合他社がおり、その競合他社よりも優れているほうが集客できるのは必然なので、どんな集客手段を取るにしてもまずは自店舗と競合店の分析をすることも重要です。
SNSやWEBが主流になっている今現在。
店舗の集客に関して、以前とのやり方を変えていく必要が出てきたようです。
自社をどのようにしていけばわからないという時は、ご相談いただければと思います。
弊社、盟生総研では、今まで500社以上の依頼、相談を受けてきました。
無料相談もしているので、気になったら連絡くださいね♪