こんにちは!盟生総研株式会社の堀井です!
少子化による人口減少やライフスタイルの変化から、
自動車販売市場は縮小していくと言われています。
「チラシや店舗イベントなど、従来の集客方法に限界を感じている」
「Webからの集客を増やしたい」
と考えている方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
Webを活用することで、自社を知ってもらうきっかけとなり集客につながります。
自動車販売業界の現状
ここ数年、自動車の販売台数は、新車・中古車ともに減少傾向にあり、今後も減っていくと考えられています。原因は人口減少もありますが、それ以外に自動車販売に影響をもたらす、注目すべき要素を2つ解説します。
- 自動車を持たない選択肢が増加
- 自動車のオンライン販売の増加
オンライン販売はまだ一般的ではないものの、海外では広まってきており、今後日本にも影響が出てくる可能性があります。業界の流れやトレンドを知ることは集客のためにも重要です。 ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
自家用車を持たない選択肢が増加
1つ目は自家用車を持たない選択肢が増えたことです。
ICT(情報通信技術)の発展によって、レンタカーやシェアリングサービスが手軽に利用可能になりました。会員カードでドアの開閉ができる技術の開発や、スマホから24時間利用予約ができ、自家用車を持たなくても必要なときに車を利用できます。
また「若者の車離れ」と言われるように、20代の若者の意識が変化しているのもポイントです。
自動車のオンライン販売が増加
2つ目は、世界的に自動車のオンライン販売が増加していることです。オンライン販売では、決済から納車まで完全オンラインで完結します。
国産車は製造メーカーと販売ディーラーで役割がわかれており、法律のハードルもあるため、完全オンライン販売は難しいと考えられています。
消費者としても、高額な買い物である車を、実際に「見て・触れて・運転して」納得して決めたいと考える人が多いのが現状です。
そして、オンライン販売に取り組むメーカーが増えたのも事実です。
自動車販売でWeb集客が重要な理由とは?
変化を求められている自動車販売業界ですが、集客では消費者のニーズに合わせたWebの活用が重要なポイントです。
インターネット技術が発展し、現在インターネットの利用率は8割を超えています。
また、今後車を購入する世代は、子どもの頃からインターネットや携帯電話が身近にあった世代です。仕事でもプライベートでもインターネット検索で情報収集するのが当たり前なため、インターネットに情報がなければ、商品もサービスも店舗も見つけてもらえません。
これからの集客にはWebが欠かせないと言えるでしょう。
自社を知ってもらえる
Web広告を活用すれば、自社の情報を届けやすくなります。
チラシなどのオフライン広告を届けられる範囲は限定的です。
インパクトのあるWeb広告やホームページ、SNSなどで話題になれば、潜在ニーズの掘り起こしにも期待できます。
費用を抑えて広告を出稿できる
Web広告の魅力の一つは、予算が少なくても手軽に始められることです。
一方、Web広告では運用が可能です。
はじめてWeb広告を利用する人も安心してチャレンジできます。
出稿後の効果検証ができる
出稿後の効果検証ができる点も、Web広告の大事なメリットです。
「どのような層に訴求できたのか」「サイト訪問者数や来店者数の向上にどのような広告が効果的なのか」などの分析もできます。
「キーワードや出稿方法を変えてみる」「ターゲットを絞る・変更する」などの施策を簡単に実行できる点も強みです。
PDCAサイクルを回してWeb広告をブラッシュアップしていけば、最終的に効率的で無駄のない集客を実現できます。
自動車販売に活かせるWeb集客方法
今すぐにできるものまで幅広く紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
リスティング広告
検索ページからアクセスを集めるための広告が、リスティング広告です。
検索したキーワードに応じて検索結果の上部または下部に表示され、ユーザーをサイトへ誘導します。広告が表示される検索ワードを設定できるので、自社への関連度が高いキーワードを設定しましょう。
▼メリット
- 商品やサービスに興味関心の高い人へサイトをアピールできる
- 数百円〜数千円程度の少額から配信できる
- 設定から配信までのスピードが早く、すぐに効果を確認できる
配信する地域や時間帯、ユーザー属性の設定もできるため、サイトを介して店舗の集客につながる可能性もあります。
▼デメリット
- キーワードによっては競合が多く、コストパフォーマンスが悪い可能性がある
- 文字広告なので、視覚的なイメージ訴求ができない
- 興味関心のあるキーワードに応じて表示されるため、認知を広げる施策には向いていない
リスティング広告は、すでに商品名やサービス名を知った上で検索した人に配信されるため、「興味はあるが検索するほどではない」「まだ商品やサービスを知らない」潜在層へはアプローチできません。
商品やサービスを新しく知ってもらい興味を持ってもらうためには、後述するディスプレイ広告やSNS広告がおすすめです。
サイトができたばかりでアクセスが集まらない場合や、競合が多く検索上位が取りにくい場合に、リスティング広告は有効です。ただし広告費がかかるため、同時に自然検索で上位表示させるためのSEO対策も行いましょう。
SNS広告
SNS広告は、以下のSNSプラットフォームに表示させる広告です。
- LINE
- TikTok
SNSでは、年齢問わず多くの人にアピールできる有力な広告配信先と言えるでしょう。
SNS広告は、登録者情報とユーザーの「いいね」など行動情報を元に、精度の高いターゲティングが可能です。
▼メリット
- ユーザーの登録情報 + 行動履歴から精度の高いターゲティングが出来る
- 他の広告に比べて広告が敬遠されにくく、クリックされやすい
- 広告が配信されたユーザーのフォロワーに拡散される可能性がある
- 数百円の低額からはじめやすく、コストパフォーマンスが高い
SNS広告は一般投稿と同じフォーマットでタイムラインに流れるため、他の広告に比べて自然に見てもらいやすく、クリック率も高いと言われています。他の投稿に埋もれないよう、印象的なクリエイティブにすると良いでしょう。
▼デメリット
- 自然に表示されるため、魅力的な広告でないと流されてしまう
- 炎上リスクがあるため、訴求表現に注意が必要
- ターゲティングの精度が高い分、ターゲット選定を誤ると効果が低くなる
SNSはプラットフォームによって利用ユーザーの年代や属性に差があり、さらにターゲティングの精度も高いため、ターゲット設定を間違えてしまうと、実際の顧客となりうる層とは別の層に配信されてしまいます。しっかりとターゲット像を深堀りすることが大切です。
MEO
MEOは、Googleマップで上位に表示させることができます。
評価に影響する主な要素は以下の3つです。
- 検索ワードとの関連性
- 検索された土地と店舗の距離
- 店舗や紐付けたサイトの知名度
プロフィールデータの正確性や、口コミからも影響を受けます。知名度はWeb上のさまざまなデータから判断されるため、検索されやすいワードをプロフィールに盛り込み、自社サイトやSNSアカウントの運用も並行して行うなど、ネット上の評価を高めるとよいでしょう。
▼メリット
- 検索の最上部に表示されるため、目に留まりやすい
- 地域を限定して検索している、来店の可能性が高いユーザーに見てもらえる
- 基本的に無料で登録でき、難易度も低い
無料ででき、ピンポイントで地域のユーザーに見てもらえるためのMEO対策は、店舗ビジネスにとって有効な施策です。
▼デメリット
- 口コミでマイナスイメージがつく可能性がある
- 情報更新の手間がかかる
口コミの評価がMEOの評価にも繋がる可能性があります。店舗型ビジネスは顧客と直接的なやりとりが多いため、日頃から顧客満足度を高める対応を心がけましょう。
SEO
検索結果の上位にサイトを表示させるために行うのが、SEO対策です。
SEOでサイトの評価が高まれば、自然に上位表示され集客効果が高まります。
リスティング広告を避けるユーザーも一定数いるため、自然検索で上位に表示されるSEO対策は重要です。
掲載順位は、検索エンジンであるGoogleのアルゴリズムが複数の観点から「検索した人のニーズに応えられているか」を評価します。商品やサービスに関連するキーワードをしっかり盛り込み、情報を充実させましょう。
▼メリット
- 検索で上位表示されればWebサイトへの集客につながる
- 配信中つねに費用がかかる広告に比べ、上位表示された際のコストパフォーマンスが良い
- サイトのコンテンツが自社の信頼性を高め、情報資産となる
専門的な情報を発信することで信頼も高まり、自社のブランディングにつながります。
さまざまなノウハウや情報は、集客以外でも活用できる情報資産となるでしょう。
▼デメリット
- 必ず上位表示されるとは限らず、順位が下がる可能性もある
- 検索エンジンに評価されるまでに時間がかかり、即効性がない
SEOで上位に上がるまでには時間がかかり、必ずしも結果が出ない点に留意が必要です。すぐにアクセスを増やしたい場合は、広告を併用すると良いでしょう。
Web広告やSNSの運用も、基本的にサイト(ランディングページ)への集客につなげる施策です。興味を持ってくれたユーザーが商品やサービス名を検索した際、すぐにサイトに辿り着けるよう、SEO対策は重要です。
WEB集客は長期的な視点を持ち運用を行おう
継続して運用することで多くのユーザーに届き、見られ、来店などの集客になります。
WEBは育てるものであり、正しい運用を継続的に行うことができれば、数値として目に見える形で返ってくるはずです。
実際に対策前と対策後ではアクセス数とWEBからの集客数に大きく変化を感じていただけるでしょう。
まとめ
広告を使う目的は「その店舗に行けば欲しい車が買える」と広く知ってもらえることでしょう。
オフライン広告では情報を伝達できる範囲に限りがありますが、Web広告ならコストを抑えた効率的な集客が可能です。
盟生総研株式会社では、今まで500社以上のお客様のお役立ちをしてきました。
無料相談もあるので、「自社の集客を増やしたい」「自社を広めたい」と言うことであれば、
是非ともご連絡をいただければと思います。