SNSで「何を投稿すればいいかわからない」人がまずやるべき3つのこと

こんにちは。盟生総研株式会社の足立です。

「SNSを頑張ろうと思っても、何を投稿すればいいのかわからない…」
「ネタ探しが苦痛で、続けられない…」
そんな悩みを抱える方はとても多いです。特にビジネス目的でSNSを運用しようとすると、余計にハードルが高く感じてしまいます。

しかし、結論を先に言うと、
投稿のネタに困る原因のほとんどは“考え方”と“型”がないことにあります。
正しいフレームさえ押さえれば、初心者でもSNS投稿を続けられ、ファン作りや集客につなげることができます。

この記事では、
・SNS投稿のネタを無限に生み出すための考え方
・初心者でも迷わない「投稿の型」
・投稿を継続できる仕組みの作り方

という、今日から使える実践的な方法をわかりやすく解説します。

「SNS投稿がしんどい…」から
「むしろ投稿することが楽しい!」へ変わるきっかけになるはずです。

目次

SNS投稿が続かない本当の理由

なぜ「投稿ネタが思いつかない」のか

多くの人は、SNS 投稿の前にまず「今日は何を投稿しよう…」と、その日になってから考え始めます。
この「毎回ゼロから考える状態」が、ネタ切れの一番の原因です。

ネタがないのではなく、ネタを“ストックする仕組み”と“選ぶ基準”がないだけです。
だから、日常の出来事や仕事の中にあるヒントを見逃してしまい、「投稿することがない」と感じてしまいます。

初心者が陥る3つの思い込み

SNS初心者ほど、次のような思い込みをしがちです。

1つ目は、「毎回すごい内容を発信しなければならない」という思い込みです。
専門家レベルの情報だけが価値ではありません。むしろ、日常の気づきや小さな学びの方が、フォロワーにとって“ちょうどいい”コンテンツになることが多いです。

2つ目は、「オシャレで完璧な投稿を作らなければいけない」という思い込みです。
デザインやクオリティを意識しすぎると、1投稿に時間がかかり、疲れて続かなくなります。最初は“60点で出す”くらいでちょうどいい場合がほとんどです。

3つ目は、「ネタは思いついた瞬間に作って出すもの」という思い込みです。
実際には、ネタと投稿作成を切り分けた方が圧倒的に楽になります。

SNS投稿は“発想”ではなく“設計”が必要

SNSは「ひらめき勝負」の場ではありません。
ビジネスで使う以上、SNS 投稿も立派なマーケティング施策です。
だからこそ、感覚ではなく「設計」が必要になります。

どんなテーマで、誰に向けて、どんな価値を届けるのか。
どのような投稿パターンを軸にするのか。
週にどれくらい、どんなペースで発信するのか。

これらを決めておくだけで、毎日の「何を投稿しよう…」というストレスは大幅に減ります。

ネタが尽きる人と尽きない人の違い

ネタが尽きる人は、“その日思いついたこと”だけで勝負しています。
一方でネタが尽きない人は、日常の中でネタをメモし、テーマごとにストックし、そこから選んでSNS 投稿をしています。

違いは才能ではなく、「仕組みの有無」です。
このあと紹介する3つのステップは、その仕組みをつくるための土台になります。

まずやるべきこと①:発信テーマを明確にする

誰に向けた投稿なのかを決める

SNS投稿がぼんやりしてしまう一番の理由は、「誰に向けて発信しているのか」が曖昧だからです。

同じ情報でも、「同業のプロ」に向けて話すのか、「これから始めたい初心者」に向けて話すのかで、伝えるべき内容はまったく変わります。

最初に決めるべきは、「自分のSNSを見てほしい相手」を一人の人物像として具体的にイメージすることです。
性別・年齢・職業だけでなく、「どんなことで悩んでいて、どんな未来を望んでいるか」まで描けると、投稿の方向性が一気に定まります。

何の目的でSNSを使うのか整理する

次に大事なのが、「SNSを何のためにやるのか」という目的の設定です。

認知度を上げたいのか、ファンを増やしたいのか、集客につなげたいのか。
目的によって、投稿のトーンやゴールは変わります。

たとえば、集客が目的であれば、「こんな商品があります」と宣伝する投稿だけでなく、「悩みを解決するノウハウ」や「お客様の事例」など、信頼を積み上げる投稿も必要になります。

目的が決まると、「この投稿は何のために出すのか?」という軸が生まれ、SNS 投稿の迷いが減っていきます。

テーマが決まるとネタは自動的に増える

発信相手と目的が決まると、その人が知りたいであろう情報や喜ぶコンテンツの方向性が見えてきます。

「初心者向けのヨガ教室のSNS」なら、ストレッチの方法、家でできる簡単ポーズ、レッスン風景、ビフォーアフターの変化、よくある質問への回答…と、自然とネタ候補が湧いてきます。

テーマは「自分が話したいこと」ではなく、「相手が知りたいこと」を軸に決めるのがポイントです。

投稿ジャンルを3〜5個に絞る方法

発信テーマを決めるときは、投稿ジャンルを3〜5個に絞ると運用が楽になります。

たとえば、
・ノウハウ(役立ち情報)
・ストーリー(失敗談・経験談)
・実績・お客様の声
・裏側・日常
・商品・サービス紹介

のように、あらかじめ「自分のアカウントはこのジャンルを中心に投稿する」と決めておくと、その枠の中でネタを考えればよくなります。

「何を投稿するか」ではなく、「どのジャンルの投稿にするか」を選ぶだけで、SNS投稿の負担はかなり軽くなります。

まずやるべきこと②:投稿の型を作る

初心者でも迷わない投稿テンプレート

SNS 投稿が続かない人の多くは、毎回“文章の構成”から考えてしまっています。
そこで役に立つのが「投稿の型」です。

例えば、文章ベースのSNSであれば、

  1. 共感(あなたもこんなことで悩んでいませんか?)
  2. 結論(結論から言うと、〇〇が大事です)
  3. 理由(そう言える理由は△△だからです)
  4. 具体例(例えば、□□のようにすると…)
  5. 一言まとめ(ぜひ○○から始めてみてください)

という流れをテンプレートとして持っておけば、毎回ゼロから構成を考える必要がなくなります。

知識系/ストーリー系/共感系/ビフォーアフターの使い分け

SNS 投稿の型は、大きく分けて「知識系」「ストーリー系」「共感系」「ビフォーアフター系」の4つが使いやすいです。

知識系は、ノウハウやハウツーを紹介する投稿です。
ストーリー系は、自分やお客様の経験談を通して学びを伝える投稿。
共感系は、「こういうこと、よくありますよね?」と、フォロワーの感情に寄り添う投稿。
ビフォーアフター系は、変化や成果を見せることで説得力を出す投稿です。

この4つをバランスよく回すことで、フォロワーに飽きられないSNS 投稿の流れを作ることができます。

1つのテーマから複数投稿を作る方法

「ネタがない」と感じる人の多くは、1つのテーマを1回で使い切ってしまっています。

例えば「SNS 投稿のコツ」というテーマでも、

・初心者が陥りやすい勘違い
・投稿ネタをストックする方法
・継続できる人の習慣
・反応が取れる文章の書き方
・フォロワーとの距離を縮める工夫

…と、切り口を変えることで、何本も投稿が作れます。

1テーマ=1投稿ではなく、
1テーマ=3〜5投稿に分解するイメージで考えると、「SNS 投稿ネタが足りない」状態から一気に解放されます。

型があれば継続できる理由

型があると、「今日はこの型で、このテーマを投稿しよう」と決めるだけで作業が進みます。

文章の構成を考える時間が減り、悩むポイントが少なくなり、結果として「SNS 投稿が続く人」に変わっていきます。

継続に必要なのは根性ではなく、迷わないための“レール”です。
そのレールこそが、投稿の型と言えます。

まずやるべきこと③:投稿を習慣化する仕組みづくり

ネタをストックする方法(メモ、ルーティン化)

SNS 投稿を続けるためには、「ネタを思いついた瞬間にメモする習慣」が欠かせません。

・お客様との会話で出てきた質問
・自分が最近つまずいたこと
・日常で感じた小さな気づき

これらをスマホのメモ帳や専用のノートに残しておきます。
「ネタ帳」を持つイメージです。

習慣化のコツは、「ネタを考える時間」と「投稿を作る時間」を分けること。
ネタ集めは日常のスキマ時間、投稿作成はまとめて行う、と役割を分けると楽になります。

完璧を目指すほど投稿できなくなる

特に真面目な人ほど、SNS 投稿に“完璧さ”を求めてしまいがちです。

一つひとつの投稿クオリティを高めることも大切ですが、ビジネスでのSNS 運用において、より重要なのは「継続して接点を持ち続けること」です。

完璧を目指すほど時間がかかり、「今日はやめておこう」が増えます。
まずは、「60点でいいから出す」「あとから少しずつ改善する」というスタンスの方が、長期的には成果につながります。

投稿頻度より“継続率”が重要な理由

「毎日投稿しないと伸びない」と聞いて、スタート直後に全力ダッシュしてしまうケースは少なくありません。

しかし、3日後に燃え尽きて止まってしまっては意味がありません。
SNS 投稿で大事なのは、週に何回出すかよりも、「1ヶ月・3ヶ月と続けられるかどうか」です。

継続率を高めるためには、最初から無理な目標を立てないこと。
「週に2回更新できたらOK」「まず30日で10投稿を目指す」など、自分にとって“頑張れば届くライン”を設定しましょう。

1日10分で続けられる作業フロー

具体的には、次のようなシンプルなフローがおすすめです。

1日目:ネタ帳を見ながら「どのテーマで投稿するか」を決める。
2日目:見出しと骨組みだけ作る。
3日目:文章を整えて投稿する。

これを1日10分〜15分で回していくイメージです。
慣れてくると、1日で完結させられるようになり、SNS 投稿が日常のルーティンとして定着していきます。

投稿アイデアが無限に湧く「ネタの探し方」

お客様の質問は最強の投稿ネタになる

ビジネスでSNS 投稿をするなら、「お客様から実際に聞かれた質問」は宝の山です。

・よく聞かれる質問
・最初に誤解されやすいポイント
・導入前に不安に思われやすい点

これらを1つずつ投稿にしていくだけで、「知りたいことを教えてくれるアカウント」として信頼が積み上がります。

日常の出来事こそ価値のあるコンテンツ

SNSでは、“完璧に整った情報”だけが求められているわけではありません。
日常の中での学びや、失敗談、試行錯誤のプロセスにも大きな価値があります。

たとえば、
「今日こんな失敗をした。でもこう学びに変えた」
「お客様からこんな嬉しい一言をもらった」

といった投稿は、共感を呼び、ファン化につながります。

SNSで伸びている投稿から学ぶ方法

投稿ネタに困ったら、自分と近いジャンルのアカウントで「いいねが多い投稿」や「保存されていそうな投稿」を観察してみましょう。

重要なのは、内容を真似ることではなく、
・どんな切り口で話しているのか
・どんな構成で書いているのか
・どんな一言から始めているのか

といった「型」を学ぶことです。

競合リサーチを“丸パクリ”ではなく活かす

他人の投稿をそのまま真似するのはもちろんNGです。
ただし、「テーマ」や「切り口」からヒントをもらい、自分の言葉・経験・事例に置き換えて伝えることは立派な研究です。

SNS 投稿は、オリジナル100%である必要はありません。
大事なのは、「自分だから語れる視点」を乗せることです。

SNS初心者がやりがちな失敗と改善ポイント

世界観がバラバラで伝わらない

投稿ごとにテイストやテーマがバラバラだと、フォロワーは「このアカウントは何の人なのか」が分からなくなります。

発信テーマとジャンルをある程度固定することで、「この人は〇〇の人だ」と覚えてもらいやすくなります。
アイコン・プロフィール・投稿デザインに一貫性を持たせることも、世界観づくりには有効です。

投稿に“目的”がない

「とりあえず投稿している」状態だと、何を改善すべきかも分からず、成果が見えにくくなります。

投稿には、「認知を広げたいのか」「信頼を高めたいのか」「行動を促したいのか」といった目的を1つだけ持たせるようにしましょう。
目的がはっきりすると、内容も自然とシャープになっていきます。

業務連絡型投稿は誰にも刺さらない

「お知らせだけのアカウント」になってしまうのも、初心者がやりがちなパターンです。

キャンペーン情報や営業時間の案内も大切ですが、それだけではフォロワーにとって「フォローし続ける理由」になりにくいです。

「見ているだけで役に立つ」「読んでいるだけで楽しい」投稿を混ぜることで、フォロワーとの関係性が深まります。

自分目線ではなく“相手目線”に変える方法

SNS 投稿で迷ったときは、
「自分が伝えたいこと」を主語にするのではなく、
「相手が知りたいこと」を主語にして考えてみましょう。

例えば、
「当社のサービスは〜です」ではなく、
「こんなことで悩んでいませんか?その場合は〜がおすすめです」
というように、相手の悩み・欲求から始めるだけで、伝わり方は大きく変わります。

今日から始める「投稿継続ロードマップ」

1週間の投稿スケジュール例

いきなり完璧なスケジュールを作る必要はありません。
最初は、例えば次のような1週間イメージから始めてみてください。

・月曜:ノウハウ系(役立ち情報)
・水曜:ストーリー系(失敗談・学び)
・金曜:商品・サービス紹介+一言コラム

この程度の頻度でも、「発信テーマ」と「投稿の型」が明確であれば、十分にSNS 投稿の手応えを感じ始められます。

1ヶ月でフォロワーが増える運用の型

1ヶ月単位で考えると、「同じテーマを深掘りする月」を作るのもおすすめです。

例えば、今月は「初心者向けの基礎解説」、来月は「よくある失敗例特集」といった形で、テーマを決めて投稿すると、アカウント全体の一貫性も生まれます。

フォロワーは「このアカウントをフォローすると、〇〇のことが体系的に学べる」と感じ始め、自然と信頼が積み上がっていきます。

投稿結果を振り返るためのチェックリスト

SNS 投稿の改善は、「感覚」ではなく「数字」と「感触」で行うのが理想です。

・どの投稿が保存されやすかったか
・どのテーマでフォロワーが増えやすかったか
・どんな書き出しだと反応が良かったか

このあたりを月に1回振り返るだけでも、次の1ヶ月の投稿の質は大きく変わります。

小さな改善の積み上げが伸びる仕組み

SNS運用は「1投稿でバズって終わり」の世界ではありません。
小さな改善を少しずつ積み重ねることで、アカウント全体の価値がじわじわと上がっていきます。

・発信テーマを明確にする
・投稿の型を持つ
・続ける仕組みを作る

この3つが揃えば、「SNSで何を投稿すればいいかわからない」という状態からは、自然と卒業できます。

まとめ:まずは“設計”から始めれば、SNS投稿は怖くない

SNS投稿において、一番つらいのは「何をしたらいいのか分からない」状態です。

逆に言えば、
・誰に、何を届けるかという発信テーマ
・文章・内容の流れを決める投稿の型
・ネタをストックし続ける習慣と仕組み

この3つが決まれば、SNS 投稿はグッと楽になります。

最初から完璧を目指す必要はありません。
今日できることから1つずつ試しながら、「自分なりのSNS運用スタイル」を作っていきましょう。

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